オープンフォーラム2019のセッション概要と参加者の声(1日目:12月2日)

C-1 オープニングセッション 【全国ダイバーシティ調査結果報告】
〔報告〕NPO法人GEWEL
2019年度の港区助成事業として実施した「全国ダイバーシティ調査」の報告会(速報)を行いました。セッション後半は、会場の方とのディスカッションも行われ、大学生や企業のD&I担当者など、さまざまな視点による考察を共有しました。新たな分析の切り口に関するアイディアも挙がり、今後さらに各方面で調査結果を発表・活用していくスタートを切りました。

 

報告書は以下からご覧ください。
調査レポート 「ダイバーシティ認知と理解に関する調査」概要報告

(参加者の声)
● 結構数字が固定観念を打ち破るものだった。LGBTのメディア露出がすごいが、マイノリティの中でもマジョリティで声がでかい彼らがまだ他の勢力と手を繋ぐ所に行かないのは残念。ダイバーシティは教育からなので性別役割分担についてはかなり教育に問題があることも印象付けられた。
● 都道府県ごとの分業意識など、全国調査をされたからこそわかる特徴なども知れて良かったです。


A-1 【見えない多様性】
過去の経験など、周囲からは見えなくてもその人の中には残り続ける人生経験があります。それらとどう付き合うとよいのか、当事者たちと話しあいました。
卜沢 彩子(A-live connect代表)
田中 麗華(福祉モデル/NPO法人プラネットカナール広報)
竹口 和香(摂食障害ピアカウンセラー/精神障害者キャリア支援者)
稲葉 哲治(GEWEL理事:モデレーター)

(大東文化大学生の感想)
竹口さんは一見普通の人生を過ごしているような生活を今現在しているが、若い頃に摂食障害になった。摂食障害は意思の問題、親の育て方が悪いというような事を言われることがあるがそうではない。コントロールができずもう一人の自分がいる感じになる。
ト沢さんは性被害というカテゴリーにあてはめられたくなく自分らしさをだす生活をしたいと思っている。押し込められるのが生きづらさが出てくる要因であり、自己肯定感が下がってしまう。
そしてもう一人の田中さんを踏まえたクロストークで、言われて傷つく言葉はあるが、逆に傷つけてしまうこともあることに驚きました。相手の価値観を踏まえたうえで相手に伝えるという姿勢はまさしくダイバーシティに必要な取り組みであり、一体どれほどの人がこれをできているのかが気になりました。


B-1 【サーキュラーエコノミー】
消費社会を脱した循環型の社会では、どのような人や物・自然との関係が生まれるのか、そもそもサーキュラーエコノミーとは何かについて話しあいました。
小森 優美(エシカルファッションデザイナー/(一社)TSUNAGU代表理事)
マクティア マリコ((一社)Social Innovation Japan代表理事)
篠田 るみ((一社)サーキュラーエコノミー・ジャパン:モデレーター)


Ex-2 【交流会】
登壇者や参加者を交えて交流会を行いました。【サーキュラーエコノミー】の登壇者である小森優美さん、マクティア マリコさんには交流会の中でも現在行っている活動のご紹介をしていただき、他のセッションに参加していた方もその活動について知ることができました。
アンケートでは、参加者から2日目も交流会を開催して欲しかったとの声をいただきました。次回以降の参考にさせていただきます。


その他のレポートはこちら

オープンフォーラム2019のセッション概要と参加者の声(2日目:12月3日)
オープンフォーラム2019の参加者アンケート結果

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