開催レポート_2018年交流会イベント

GEWEL正会員 舘野 聡子

年度末3月30日、大崎SHIPで交流会イベントが開催されました!
参加した感想を一言で言うと・・・「楽しかった!」
今後のGEWELの方向性「D&Iの視点で個人が考えてみる、日々の生活で実践する」が、後半のワークショップで体現されており、来年度に向けて希望にあふれた時間となりました。

前半は2017年の活動報告と2018年新任理事のご紹介と活動計画。 特に活動報告では「第3回働く女性の意識調査実施報告」、変化したことと変化しなかったことの中で、「就業継続意識や管理職思考の働く女性は増加したが、男女平等は変化なし」にうーんと考え込むシーンも。ダイバーシティの概念の理解についても約14%の人が知らないとのことで、GEWELとしてまだまだやることがあるというお話しがありました。

2017年の活動を総括し、2018年は、ダイバーシティが「企業がその組織の中だけでやっている取り組み」からより個人の生活に根付いた身近な活動へ、一人一人がD&Iの実現の向けて「コト起こして」行くとのこと。早速5月22日にワークショップの企画の告知もありました。

後半は高見理事のファシリテーションで、「わたしから始まるワークショップ」昨年の2枚目の名刺とGEWELとのプロジェクトで作り上げられた動画を鑑賞しました。(動画・制作詳細レポートhttp://www.gewel.org/2018/01/12/nimaime-pj-report/)日常で感じるD&Iを軽快な音楽にのせてアニメーションで理解・体感することができます!見ていた参加者からは、「見ているだけで、ダイバーシティに関して感じていた違和感を再認識できる」「あんなことをもあった、と思い出すことができた」とそれぞれのもやもや体験と、「でも、視点を変えればその場でできることがあるのかも」と解決の方向性のヒントを感じたという声が聴かれました。

そこで、会場に来ていただいていた参加メンバーの皆さんに、「GEWELとのプロジェクトにかかわって起こったブレイクスルー」についてインタビュー。プロジェクトのディスカッションの中で、個人の体験を共有し、お互いのいいところを知って必要だと尊重し合う空気が生まれたことによって、自分も強みを出していいんだという安心を感じられたというお話しをしてくださいました。ご自分の職場でもいい影響があったと語る方も。
それを受けて全体で「どうしたらD&Iの大事さを自分事だと気づいてもらえるか」について議論。それぞれが何をするかを明確にして終了・情報交換の場となりました。

D&Iがだれかからお題目として与えられるものではなく、ひとりひとりの草の根の活動で取り組む必要があると、強く思った夜でした。皆さまありがとうございました。


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