ふたりゴト(December)
Miyoko Kojima | Yuta Hasumi |
Y「オープンフォーラムも終わり、何だか年末モードですね」 続きを読む
GEWEL理事 島谷美奈子
11月20日、GEWEL D&I交流会「オランダでの多様な働き方と暮らし編」が開催されました。 続きを読む
ラオスといえば、何を思い浮かべますか。
お寺?世界遺産?お祭り?貧困?
日本ではまだまだ知られていないラオスについて取り上げます。 続きを読む
NPO法人GEWELは2003年の設立以降、ダイバーシティ&インクルージョンを中心に、多くのひとに影響を与えてきました。GEWELと関わったことをきっかけに、新しい何かを起こしてきた「コトおこし」の例を紹介していきます。
File07:宮本園え
マインドシフトライフ株式会社代表取締役
Q. あなたを掛け算で表現すると?
人×コト×楽脳×スペース×マインド・シフト
茨城県生まれ。つくば市在住。社会人スタートは教員でした。その後も会社の人事で採用や社員教育など、人と関わることに長く携わっています。
そして、年を重ねるにつれ、モノよりもコト、特に楽しいコトに価値を感じるようになってきました。脳は、楽しい時の方が、その能力を発揮すると言われています。もともと私は、辛いこと・悲しいことを、いつまでも覚えていられない才能に長けていると自負しています。そんな楽脳視点で、マインドをシフトすることを、日々実践しています。 続きを読む
NPO法人GEWEL/一般社団法人経営倫理実践研究センター 共同主催
調査研究中間報告会
女性活躍推進のひとつの象徴である管理職登用において、日本は先進諸国中で大きな後れをとっています。
その背景にはどんな要因があるのでしょうか?
実際のところ、リーダーシップに性差はあるのでしょうか。
リーダーシップの性差に、ジェンダー・バイアスは関係しているのでしょうか。
また、企業で行う女性活躍推進施策にはどのような効果があるのでしょうか。
「リーダーシップの性差とジェンダー・バイアス調査から見えてきたこと」
こうした実態やその背景を明らかにするため、文部科学省の科学研究費を得て、2017年度から4年間かけて行われている調査研究があります(研究者代表;淑徳大学教授・野村浩子)。
2018年の夏に実施した定量調査では、上場企業25社2500名を超える方々にご協力をいただき、興味深い分析結果が得られました。
このたび、ここまでの研究成果の中間報告会を開催します。
■分析結果の報告内容
◇組織リーダーは、望ましさの程度が似ている男性向きで、女性はふさわしくないというジェンダー・バイアスがある
◇女性のほうが、各階層ともジェンダー・バイアスが強い
◇リーダー意欲に男女差はない。昇進希望役職の高低によって差が開く
◇リーダーシップ・スタイルは、どの階層でも男女差はない
◇計画的に女性管理職育成を行う企業ほど、ジェンダー・バイアスが低い
結果の報告後は、参加者の皆さんとのディスカッションも予定しています。
どうぞお気軽にご参加ください。
日 時:2018年12月5日(水)10:00ー12:00
会 場:BERC会議室 東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル8階
定 員:50名(先着順ですが、会員を優先させていただきます)
参加費:無料
申込み:こちらから(http://www.berc.gr.jp/modules/event/event.php?eid=24)
(共同主催のBERCさまページにリンクします)
■報告者:淑徳大学教授・野村浩子先生、目白大学客員研究員・川崎昌先生
【報告者プロフィール】
野村浩子(ジャーナリスト・淑徳大学教授)
62年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業後、就職情報会社ユー・ピー・ユーを経て、日経ホーム出版社(現日経BP社)発行のビジネスマン向け月刊誌「日経アントロポス」の創刊チームに加わる。働く女性向け月刊誌、日経WOMAN編集長、日本初の女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長、日本経済新聞社・編集委員などを経て、2014年4月から、現職。財務省・財政投融資審議会、文部科学省・日本ユネスコ国内委員会など政府・自治体の各種委員会委員も務める。著書に「女性に伝えたい 未来が変わる働き方」(KADOKAWA刊)、「定年が見えてきた女性たちへ」(WAVE出版社)、「働く女性の24時間」(日本経済新聞社刊)
川崎 昌(リサーチャー・目白大学客員研究員)
大学卒業後、市場調査会社勤務を経て、EAPサービスを提供するプロバイダーで、相談室カウンセラー・組織人事コンサルタントとして勤務後に独立。企業の組織開発・人材開発の業務に携わりながら、社会人大学院生として質問紙調査・実験に基づく解析と設計をテーマとした研究に取り組み、博士(経営学)の学位を取得。現在、目白大学経営学部経営学科 客員研究員、株式会社シード・プランニング 客員研究員、組織人事コンサルタントとして活動中。
http://researchmap.jp/sho-kawasaki/
ふたりゴト(November)
Miyoko Kojima | Yuta Hasumi |
Y「GEWELオープンフォーラムっていつ頃からやってるんですか?」
M「もう10年くらいだと思います。」
Y「長いんですね。いまと同じテーマですか?」
M「最初の頃は女性リーダー向けでしたね。」
賛助会員 眞島かな子
2018年11月5日、GEWEL D&I交流会「自分も周りも健康に自分らしくくらせるキャリア形成とは」が開催されました。 続きを読む
GEWELは「プライドハウス東京計画」のコンソーシアムメンバーに参画し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、スポーツの力でLGBT等のセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)に関する情報発信を行い、多様な個性をもつ一人ひとりが、自分らしさを発揮し、違いを活かして成長しあえる社会を目指します。
GEWELはアスリートの発信力を活かし、LGBTに関する理解の促進を目指す、「アライ・アスリート」を担当しています。アライ・アスリート一覧は、「プライドハウス東京」のHPからご覧いただけます。
「プライドハウス東京」とは
以下、プライドハウス東京HP抜粋
「プライドハウス東京」は、セクターを超えた団体・個人・企業が連帯し、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるタイミングを契機と捉え、LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)に関する情報発信を行う、期間限定のホスピタリティ施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトです。LGBTのアスリートや、その家族や友人、そして観戦者や地元の参加者が、自分らしく、多様性をテーマとした大会を楽しめるように活動するとともに、2020年のレガシーとして、次世代のLGBTの若者が安心して集える、常設の居場所づくりに取り組みます。
世界で初めて開設された「プライドハウス」は、バンクーバー冬季オリンピックのタイミングでした。以降、大きな国際スポーツ大会に合わせて各地のNGOが主体となり、様々な形で「プライドハウス」が設立運営されてきました。「プライドハウス東京」コンソーシアムは、2020年以降に日本社会に残るレガシーを、という団体の意志を込めて、パラリンピック最終日の2年前、2018年9月6日にキックオフしました。
NPO法人GEWELは2003年の設立以降、ダイバーシティ&インクルージョンを中心に、多くのひとに影響を与えてきました。GEWELと関わったことをきっかけに、新しい何かを起こしてきた「コトおこし」の例を紹介していきます。
File06:島谷美奈子
GEWEL理事/キャリアカウンセラー
Q. あなたを掛け算で表現すると?
ジェンダー×キャリア×多世代
まずは、「ジェンダー」についてお話しします。保守的な家庭で育った私が、自我に目覚めたのは10歳の頃です。病気で入院した父に「自分たちに何かあったら、姉弟で助け合って生きていきなさい」と声をかけられました。家事育児にノータッチで、ほぼ話をしたことがない父から話しかけられたことに喜んだのも一瞬でした。その後、こう言われたのです。
「弟は男だから大学に行かせなくてはいけない。お前は女だから働いて弟を助けなさい」と。
衝撃を受けました。男女で待遇は違う。そして、親に何かあったら、私の人生は何も起こることがなく終わってしまう。その前に行動を起こさなくてはと考えたのです。
地元を出て、東京の大学へ進学する8年計画を立てたのはその時です。女の子だから、というだけで、待遇に違いがあるのは発展途上国だけの出来事ではなく、現実的な課題だと感じています。 続きを読む
今日、ここから始まる、自分らしい、あなたの毎日。
GEWELオープンフォーラムは、登壇者や参加者との交流から、キャリア観、価値観、人生観の多様性に触れることで自分の世界を広げ、互いを生かす社会の実現を共に考える場です。
自分らしくいる勇気を持っている人、社会のべき論から卒業した人、そのためにコトを起こした人、7名のゲストをお迎えします。
SNSの”いいね”の数を気にして落ち込んでしまう、”良い”ママでいなきゃ、旦那でいなきゃ、良い子でいなきゃ、人と違う境遇はひっそり心の中に隠しておかなきゃ…
周囲期待役割や自分で課したべき論によって、また社会的に少数者であることついつい謝り続け、自分らしさや自分軸での幸せや充実を忘れていませんか?
インクルージョンな社会は、ひとりひとりが自分の価値を信じチャレンジし、そして他者のチャレンジを応援する社会です!お互いの価値と可能性が無限に広がる…今年のテーマは“自分をインクルージョンする”自分らしさを一緒に語り再発見しましょう。
今年も学生が企画・運用しています!
【詳細】
日時 :2018年 12月2日(日)13:30~17:00 (13時開場)
参加費 :社会人2000円 ,GEWEL会員1500円,学生1000円,18歳未満無料
会場 :港区立男女平等参画センター・リーブラ1F リーブラホール
アクセス:JR田町駅 東口より 徒歩2分
お申込み: https://openforum2018.peatix.com/view
【プログラム】
第一部:ゲスト講演(13:30~)
– 小国士朗 氏 注文をまちがえる料理店 発起人
第二部:TED風スピーチ(14:30~)
– ヘンリー・シールズ 氏 株式会社Paidy 人事総務本部長
– 蔭山夏月氏 NGO Diversity cafe 創立・代表
– アンジャナ KC 氏 ネパール女性障害者活躍推進センター創設者
– 大原 学 氏 一般社団法人マツリズム 代表理事 / マツリテーター
– 稲葉 哲治 氏 エシカルペイフォワード プロデューサー/ SOIF 共同代表
– 小西遊馬 氏 フリージャーナリスト
休憩
第三部:インクルージョンについてのディスカッション(16:00~)
– あなたが話したいテーマでインクルージョンについてディスカッションし自分らしさを定義していきます
・18歳未満は無料です
・小学生以下の参加は保護者同伴でお願いします。
・子ども見守りスタッフは配置していますが、預かり保育はありません。
・保護者の責任のもと、子どもの安全と他の参加者との良好な環境づくりをお願いいたします。
【ゲスト経歴】
小国士朗 氏 注文をまちがえる料理店 発起人
2003年NHK入局。情報系のドキュメンタリー番組を中心に制作。2013年に9か月間、社外研修制度を利用し大手広告代理店で勤務。その後、番組のプロモーションやブランディング、デジタル施策を企画立案する部署で、ディレクターなのに番組を作らない“一人広告代理店”的な働き方を始める。150万ダウンロードを突破したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」や世界3500万再生を超える動画を含むNHKの番組の“オイシイ”ところだけを編集・配信するSNS向けのサービス「NHK1.5チャンネル」の企画開発の他、個人的プロジェクトとして、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などを手掛ける。2018年6月にNHKを退局し、フリーのプロデューサーに。
ヘンリー・シールズ 氏 株式会社Paidy 人事総務本部長
アメリカ合衆国のウェストバージニア州出身。バージニア州の高校を卒業後、ハーバード大学東洋学部日本学科に入学。1994年、京都大学のスタンフォード大学留学センターに留学し、1年間日本で過ごす。ハーバードを卒業後、金沢市の商社に入社。その経験は、自分の最初の小説“Making It in Japan (2000)”で述べている。その後、様々な会社・企業で働き、「改革、現代化、トランズフォーメション活動」をリードしてきた。 趣味は、音楽、ボランティア、ソーシャル並びにチャリティイベントの開催、さらには、キャリアアドバイザーとして、皆様の人生をより充実したものにしていただけるよう、パーソナルコーチングもしている。
アンジャナK.C. 氏 ネパール女性障害者活躍推進センター創設者
母や友達の支えで大学を卒業後、「ダスキン・アジア太平洋 障害者リーダー育成プログラム」に参加。帰国後、ネパール で障がいのある女性が自立生活するためのカフェを設立。
大原 学 氏 一般社団法人マツリズム 代表理事 / マツリテーター
1983年神奈川県生まれ。幼少期から祭りに強い憧れを抱いて育つ。早稲田大学人間科学部で円陣を研究し、米国留学時にはソーラン節の普及を行う。日本GE株式会社、NPO法人クロスフィールズでの勤務を経て、2016年11月にマツリズムを設立。
蔭山夏月 氏 NGO Diversity cafe 創立・代表
法政大学現役4年生。2018年3月、就職活動の傍、「気軽に深い話ができる場」をつくるNGO Diverstiy cafeを創立。賢者屋主催の第二回LGBTビジネスコンテストでは優勝。日本の教育に深い対話を増やしたい思いで、HISとデンマーク教育ツアーを運営。人の自分とは違う部分も同じ部分も肯定的に捉える人を育み、心理的安全の感じられる社会の実現に向けて活動中。
稲葉 哲治 氏 エシカルペイフォワード プロデューサー/ SOIF 共同代表
「つながりを想い、これからを選ぶ」エシカルという人と社会との関わり方を広めるため、セレクトショップ「エシカルペイフォワード」や竹工芸ブランドEDAYAの運営、参加型社会投資イベントSOIF開催等を行う。TEDxSaku登壇「ハイブリッドキャリアのすすめ」。
小西 遊馬 氏 フリージャーナリスト
『「社会をよりよくする人や生き様」を誰もが憧れる“かっこいい”に』をテーマに活動中。
今までにない“かっこよさ”を取り入れた環境ドキュメンタリーの製作。
“かっこいい”をコンセプトに社会問題啓発イベントの開催など、
より多くの社会変革者を“かっこいい”をテーマに創発する。
【主催】
NPO法人GEWEL
異なる個性の一人ひとりが自分らしさを発揮し、お互いにその違いを活かしあう社会を目指す。見える違いや見えない違いに気づき、異なるものとして尊重する。自律した個が相互に影響しあい、価値を生み出す。そんなインクルージョン社会に成長することを願う。
GEWELはダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に共感するひとを増やし、違いを感じる場を提供することで、D&Iの共感者と実践者が広がるよう活動中。
【協力団体】
〜NGO Diversity cafe 〜
「気軽に深い話のできる場を」
世界に同じ人は一人としていない。
私たちの思う”Diversity”とは、そんな人々のちがい。
ちがいが認められて安心して話せる場、cafeのように日常的に話す場を企画。
「褒め合うカフェ」や「Diversity cafe family コミニティー」の運営。
人の自分とは違う部分も同じ部分も肯定的に捉える人を育み、心理的安全の感じられる社会の実現に向けて活動中。
〜大東文化大学 ダレン・マクドナルドゼミ〜
日本における多様性の活かし方をダイバーシティ・マネジメントを通して表層的な面の違いから深層的な面の違いまで、お互いを尊重し合い高め合う社会を目指す。
ダレンゼミでは企業から個人についてまで幅広い対象を研究し、その中で数値や法律、会社のイメージの為に行うのではなく、前向きにダイバーシティ・マネジメントを検討し、より良い成長、利益をあげられるような研究をしている。
【申し込み方法】
https://openforum2018.peatix.com/view
【お問い合わせ】
NPO法人GEWEL事務局
MAIL:office@gewel.org
あなたのご参加を心よりお待ちしております。