ダイバーシティを推進するために「共感力を磨きましょう」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
共感とは、相手の気持ちや考えに寄り添い、その背景を理解しようとする姿勢です。単なる同意ではなく、なぜ相手がそう考えるのかを知ろうと努めることで、誤解や偏見が減り、深いコミュニケーションが生まれます。多様な意見や価値観に対して共感することで、職場やコミュニティでの一体感が高まり、多様性を活かした新しい価値の創造につながります。
というように、私も研修で共感の重要性を伝えていますが、共感について今一度考えてみたいと思います。
- 共感そのものが難しいと感じる人がいるようだ
- 共感力がある人でも、状況によってその度合いが変わることがあるようだ
- 不安なとき、自分を守るために共感しない選択をする人がいるようだ
- 共感疲労という言葉があるが、やり過ぎないために何が必要か?
- 共感さえすれば解決と思っている人がいるのではないか?
こうした疑問が浮かびます。