11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。
イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。
今回は第6弾、北海道地方 旭川市からの声です。
お名前:宮坂舞花さん(個人事業主/パラレルワーカー)
関わっている地域:メインは北海道旭川市、その他 周辺町村(上川町、美瑛町、上富良野町、中富良野町、富良野市、東川町)、ちょっと砂川市、札幌市
1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?
- ひとりで自分の好きな格好をして自分のために街を歩く若い女に出会えないこと(札幌市以外)
(1)何があればその課題は解決出来ると思いますか?
- 市民の価値観と地域の構造、両輪でのジェンダー平等意識改革。
ジェンダー平等やフェミニズムの価値感(そういう言葉を使ってなかったとしても)が地域の「当たり前」になること。
2.課題対策として行っていることがあれば教えてください。活動していてうれしいことや悩みがあれば教えてください。
- 色々やってます、主には教育的なアプローチ(学校教育、社会教育)。プライベートでは、おもしれえ女たちを集めた飲み会を定期開催してたりしますね。
- 地方で孤独を抱えるフェミな女たちが集まって、ひとりじゃなかった!と連帯がうまれたときに喜びを感じます、みんなでしぶとく愚痴りながらサバイブしてこうな!という気持ちです。
- 最近札幌市にも滞在するようになって、札幌市もまだまだ遅れてはいるものの、やはり街の様子が違うというレベルでの地方との格差を感じ、私はなんという魔境で生きてきたんだ、、、と愕然とします。そりゃあみんな都市に出るよねと。
- また、そんな札幌市ですが、先日のNOMAPSのジェンダー平等トークイベントにみられるように、男女共同参画センターでさえもジェンダーの学びの不足があり、地域で”活躍する女性”しか存在できない状況はあり(特に社会課題解決 界隈)、なかなかの地獄です。ネオリベラルフェミニズムど真ん中って感じ。
- でも先に書いたように札幌市はやはり道内では先進なんです、そんな札幌がこのざまじゃあ困るんだよな、と怒り心頭です。
3.どうなるといいと思いますか?(理想の未来)
- 女が人間として扱われる地域社会。
4.その他伝えたいこと
- 魔境の門番(逃げたい女たちに「ここは魔境だ!こっちが出口だ早く逃げろ!」をやりながら魔境内改革にせっせと取り組む)をやり続けるのか、私もここから逃げるのか、悩みどころです。
今のところでは旭川市(魔境)と札幌市(魔境よりは少しマシな地獄)の行き来の2拠点生活がちょうどよく感じています
声をお寄せいただきまして、ありがとうございます。
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