地方×ジェンダー課題 その3(京都市からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第三弾、近畿地方 京都からの声です。

 

お名前:鈴木千鶴さん(有限会社鈴木モータース 代表取締役)

関わっている地域:京都市


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 学生の街京都ですが、その学生が京都で就職することが少ない課題があります。性別に関わらず、そもそも若い人が出ていってしまいます。
  • 中小企業の経営者として感じることは、男性社員の家事や育児への50%の参加が難しいことだと思います。そのためには、社内風土の変革や社内制度を整える企業が増えることが、女性も働きやすい社会作りと、望む生き方が実現する幸せ作りの早道だと思います。

 

2.課題対策として行っていることがあれば教えてください。活動していてうれしいことや悩みがあれば教えてください。

学生に中小企業の紹介や経営者に触れることで起業につながる機会を作ること。また小学生の間に自分の街を故郷として愛せる「地域愛」を育てることに取り組んでいます。

  • 経営者として 次世代の働きがいつくりとして 小学生のお仕事体験活動を実施。
  • 学生が運営の進行することで、地域の中小企業を知る機会となる。同時に経営者にふれて、起業について考えてもらえる。
  • ボランティア学生の中から学生理事が誕生して、経験となっていく。

 

中小企業に女性活躍推進を普及しています。

  • 経営者の会(会員1800名)の女性部会として 会社の就業規則や企業風土を作る立場の人に、無意識の偏見や思い込みの周知、今後の企業の在り方を通じて、女性が働きやすい幸せと感じる環境作りを提案中。
  • 社会を小さな前進で変えていく。 会内の月刊誌に推進企業紹介を行っている。
  • 活動は4年目に入り、男性も女性も共に、未来の働き方を創造していくことの重要性の啓蒙活動を行っている。
  • 女性だけがワークライフバランスを整えることではなく、男性と女性で育児や家事をすることで、体力的にも収入的にも子育てが可能となる。そのためには子育て中の男性の育児支援が会社として欠かせないことを様々な勉強会やイベントを通して普及していく活動をしている。

3.どうなるといいと思いますか?(理想の未来)

ジェンダーギャップ指数が低すぎる日本からの変革。

 

4.欲しいもの、知りたいことなど

セクソロジー(女性学)を学びたい。広めたい。

 

声をお寄せいただきました鈴木さん、ありがとうございます。

 

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