企業研修の講師(ダイバーシティ研修講師)向け研修  受講者募集中

ダイバーシティ研修講師のみなさん、講義内容や伝え方について不安になったことはありませんか?この伝え方は誤解がないだろうか、など。

 

「ダイバーシティ推進者研修(研修講師向け)」は、組織のダイバーシティ推進を研修で、企業を外部から支援している方を応援する研修です。

これまで、女性活躍、障害者、LGBTQなどの個別テーマを含むダイバーシティ推進に関する、企業向けの研修を行ったことがある講師の方々が対象です。

ダイバーシティ推進は経営戦略の一環です。そのため、ダイバーシティ推進の研修講師は、企業経営に外部から影響を与える重要な存在と言えます。

しかし、講師の方々から、「自分の専門領域以外のことを聞かれると自信が無い」、「独自に研修内容を検討しているが客観的な視点が欲しい」など悩む声を良く耳にします。

そこで、「ダイバーシティ推進者研修(研修講師向け)」では全6回に渡り、様々な視点で考え、受講者同士で具体的なケースについて学びあい、今後のご自身の研修に活かしていただけるように構成しています。

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ブログ:マックルモアから学ぶ「特権」との向き合い方・・稲葉 哲治

アメリカ・シアトル出身のラッパー、マックルモア(Macklemore)が5月に発表した新曲『HIND’S HALL(ヒンズホール)』は、みなさん聞かれましたでしょうか?

ニューヨークのコロンビア大学でガザ反戦デモを行う学生たちに連帯し、自国のあり方を問う曲。ベトナム反戦運動の舞台にもなった同大学の象徴的建築ハミルトンホールが、ヒンド・ラジャブさんというパレスチナの少女への追悼から「ヒンズホール」と呼ばれだしたことに由来した曲名になっています。収益は全てUNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)に寄付されるとのことです。

明るく楽しいノリノリの曲も数多く発表しているマックルモアですが、折々で社会の不条理さとそれに直面する人のあり方を抉るように問う作品を発表しています。

有名なものは、同性愛をテーマとした『Same Love』でしょう。繊細なピアノの旋律にのせた内向的な歌い方で「小学校3年の時、自分はゲイだって思っていた」という独白から始まるこの曲は、逡巡する思考を吐露しながらも、お互いを尊重し理解できないものへの怖れを乗り越えながら、社会を自分たちで変えていくこと(We have to change us)を呼びかける、とても美しい作品です。ミュージックビデオも感動的なため、5分半程ですが涙もろいかたは泣いちゃうかもしれません。

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