御礼:GEWELオープンフォーラム

11月9日に開催いたしましたGEWELオープンフォーラム2017
多くの方に来場いただきありがとうございました。

沢山の感想もいただいております。facebookにも感想書いていただいた方々。
頂くお声を今後につなげていきたいと思いますので、これからもご意見くださいますようお願いいたします。

 

大学生スタッフ2名が撮影編集してくれた動画届きました。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLivwKV5PnuiW5p0R4qiCoJZxTxXWeB8Vp
スタッフレポート
http://www.gewel.org/2017/11/20/of2017_report/


松井みさきさんから情報が届きました。インスタグラムで作品を見ることができるそうです。 会場でご紹介した動画トレーラーも掲載いたします。ぜひご覧ください。

東京風景(風景)
https://www.instagram.com/misaki_photographer/

misaki matsui(人物)
https://www.instagram.com/misaki_matsui/

★「KASUMI」(フィクション・ストーリー)
https://vimeo.com/misakimatsui/kasumi-trailer

★「ケンジとケイスケと」(ドキュメンタリー)
https://vimeo.com/misakimatsui/mitkenjiundkeisuke-trailer

 

アジア女性社会起業家の伴走を終えて

GEWEL副代表理事 小嶋美代子

アジア女性社会起業家ネットワーク(AWSEN:Asian Women Social Entrepreneurs Network)が主催する「Global Women Impactors」は2017年3月に発足し、GEWELもその活動に協力していました。日本の女性がアジアの女性社会起業家のメンターとなり、製品やサービスの日本展開実現に向けて伴走する約6か月のプログラムです。

2017年12月2日(土)、その最終報告会がTOKYO創業ステーションにて開催され、6ヶ月間の成果と気づきや学びを共有しました。

最初に、主催者の渡邉さやかさんから関係したすべて方々への御礼が述べられ、このプログラムをメンターとともに作ってきた思いとその過程が紹介されました。3月発足時にも多くの参加者がありましたが、半年後の最終報告を知りたいと、今回も100名近い人が参加し、国境を越えた社会課題解決の事業拡大に関心が高いことがわかりました。

★GEWELひとこと★
一人でできることは小さくても、国を繋げて課題に取り組むことや関心を持つこと自体 が素晴らしいと感じました。

タイでITによる社会課題解決を目指すパチャラポーン・パンスワンさんは、防災教育アプリ、鳥インフルエンザ対応アプリなどを非営利機関と連携して開発する社会起業家です。デザイン、経営、プロジェクト管理など、得意領域の異なるメンバー5名がメンターとして伴走しました。このメンターグループは、当初からゴールを明確にし、求める結果も着実に出していました。メンターとは一緒に踏み出せる相手である、ということを経験から学んだと締めくくっていました。GEWELから参加した石田映子さんも、タイ現地の訪問ができなかったことで歯痒い思いもあったものの、チームメンバーとの連携を密にし、メンターとして取り組んでいました。

パンスワンさんは「メンターに何を聞くのかすら不明のままスタートしたが、メンターのおかげで多くを学び、挑戦できたと言える」とメンターに感謝していました。

★GEWELひとこと★
3月の開始時点では、IT事業であることは明確であるものの、実際のサービスやアプリ、またそれを利用して解決している社会課題までは理解しないまま始まりました。半年で日本企業とのマッチングとテストマーケティングまで至ったのは、ITという世界共通の技術基盤、および共通のプロジェクト管理手法が背景にあったことが発表でわかりました。言語や文化が異なっても共通基盤は第2の言語になり、多様性あるコミュニティの中立的な交流に役立ちます。

タイのパサウィー・タパサナン・コダカさんは、農村コミュニティと連携し、オーガニックコットンのハンドクラフト商品を開発・販売しています。この日は出席していませんでしたが、半年間のプログラム中に積極的に来日し、メンター主催のビジネスミーティングやプレゼンテーションを実施していました。メンター4名は、この日も商品を身に着け、発表していました。このプログラム前半で、メンターの定義などを議論したのち、後半には市場調査、バイヤー紹介などの戦略を練りながら関係者を拡大しました。リーダー小崎なるみさんは、メンターグループの中だけで議論していた時間を頭でっかちだった、と振り返りました。メンターが躓いて悩んだことで、メンターの学びと成長が大きかったと話していました。

雪のなか青森から駆け付けた外崎真由美さんは、青森県でイベントを開催したことでパサウィーさんだけでなく青森のひとにも学びがあったことを報告しました。
★GEWELひとこと★
商品であるコットンのジャケットやストールを発表者が着用していたのが印象的でした。社会起業家の持つ背景と目指すゴールを確認することから始まるこのプログラムで、メンターに悩みが起きるのは自然なことです。居住地が離れていることやタイ現地への渡航経験有無など、違いのあるメンターがグループとなり真摯に向き合ったことで、社会起業家とメンターのお互いにとって有効なヒントが得られたのでしょう。

インドネシアの食品事業を展開するヘリアンティ・ヒルマンさんは、すでに52,000以上の農家と契約、700 種以上の農作物を扱っている社会起業家です。加工された商品は日本以外の国に輸出されているため、当初から日本への展開が予想しやすい事業でした。ところがメンターの気持ちは、「わかるようでわからない、わからないようでわかる」気持ちで、「自分たちのやろうとしていることが本当に役に立つのか」という葛藤が続いたそうです。メンター鳥巣彩乃さんは、プロジェクトリーダーとしての難しさを感じつつも、社会起業家と寝食ともにする覚悟の重要性に気づいたと振り返りました。そのうえで、「自分が相手に必要であると信じておせっかいすることが本当の課題を発見する道である」と結びました。
来日していたヒルマンさんは、このメンタリングを受けたことで、日本進出の課題が明確になり、これから何をすべきかがわかったと嬉しそうに報告していました。

★GEWELひとこと★
中間報告会でGEWELから厳しい指摘をしたチームでした。相手が何をしたいのか、何をしてほしいのか、直接的に尋ねても答えを理解することができません。言語も文化も異なるひと同士が相互に理解するためには、相手を信じることから始まります。しかしそれは、ここに書いているほど簡単に実行できることではありません。メンターがそこに気づいたことは大きな収穫だったはずです。

★GEWELまとめ★
メンターのみなさんが、本業も生活も多忙ななか、大きな一歩を踏み出したことに心から尊敬の拍手を贈ります。3名のアジア社会起業家に成果をもたらせた理由は、メンターが成果にこだわる経験を積んできたからです。また、中間報告会からさらになる成長を遂げたのは、①女性同士であるという共通性、②国・文化・経験などの多様性、③問題を発見することから始めたこと、の3要素だったと考察しました。現代は、正解のない問題を解く時代と言われますが、みなさんが取り組んでこられたのは、共通の問題すら設定されていない状態でした。よい正解を見出す前に、よい問題を発見し、それを共通性にすることです。非常に複雑で難しいことですが、それに挑戦したメンターのみなさんは、貴重な経験と成長を手に入れることができました。GEWELから3名が参加したことは大変誇らしいことでした。社会貢献の糧として、引き続き広く影響を与えていくみなさんを、これからもGEWELは応援しつづけます。

 

 

 

 

開催レポート GEWELオープンフォーラム2017

正会員 島谷 美奈子

11月19日GEWELオープンフォーラムが開催されました。

あなたは自分の価値を“ここまで”と制限していませんか?

GEWELオープンフォーラムでは、登壇者や参加者との交流から、キャリア観、価値観、人生観の多様性に触れることで自分の世界を広げ、互いを生かす社会の実現を共に考える場です。今回は、人生やキャリアの転機に、自分の価値と可能性を信じ、自分らしく未来を拓いた4名のゲストをお迎えしました。
パネルディスカッションの様子から、トピックをお届けします。

(パネリスト)
初瀬 勇輔氏 ㈱ユニバーサル スタイル代表取締役( 視覚障害者柔道現役選手)
松井 みさき氏 写真家・映像作家
小野寺志保氏 元女子サッカー日本代表GK
蓮見勇太氏 Diversity & Inclusion Evangelist
続きを読む

登壇レポート:筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターFD研究会

GEWEL正会員 宮本園え

2017年11月1日@筑波大学    15:00〜17:00
「自分ごとで考える ダイバシティ & インクルージョン」
〜しなやかに、一歩前に〜

今年は少し紅葉が早いかしら?と、すっかり秋らしい色に囲まれた筑波大学のキャンパスの一室で、代表の村松の講演会がありました。
参加されたのは、主に筑波大学の先生方や職員の皆様。思った以上に男性の参加者も多く、とても熱心に参加されていました。

このテーマに沿って、
● そもそも、多様性について知ることの必要性
● 外国とは感度が違う日本社会、もともと阿吽の呼吸とか、空気を読むという風土があるため、違いを認識する・・という訓練を受ける機会がない。
● 『自分と違う人』についての理解。「違い」を排除せず、尊重する、活かしあうためにできることは。
● 日本でのダイバーシティ推進は、女性活躍という視点からスタートしているため、そこにフォーカスされがちだが、むしろ、異文化(外国人とのコミュニケーション)や、年代ギャップ、M&Aによる企業カルチャーの違いなどにも、取り組むべき課題が多い。
● 大切なのは、自立とチームワーク、多様性適応力の向上。
● 人生100年時代を、どう生きるか?自分の中の多様性を広げる時代
などの話がありました。 続きを読む

奥入瀬サミット2017 登壇レポート2

賛助会員 北 梨恵
今回の登壇は、「私にとっての奥入瀬サミット」を振り返るとても良い機会になりました。登壇直前は多少緊張していたものの、サミット自体の雰囲気があたたかく、また、知っている方も多かったので、とてもリラックスした気分で話をすることができました。

中央が北さん
左端が小嶋さん、右端が外崎さん

私は2015年の初参加の時に「県内の働く女性のために起業します!」と参加者の前で大胆にも宣言し、2016年にはサミットが縁となり、オープンフォーラムの中継を担当、そして2017年「あおもり働き方研究所」を設立いたしました。奥入瀬サミットでの県内外の様々な参加者との交流は、私にたくさんの知識やきっかけを与えてくれました。そんな参加者の皆さんと「来年もまた会える。」と思うと、自然に「来年のサミットに参加した時には、こんなことが報告できるようになっていたい。」と行動できるようになっていったのです。

私にとって奥入瀬サミットは「踏み出し、そして加速させる場」であったと、今回の登壇を通して実感しました。いま振り返るとサミットに参加していなかったら、正直こんなに早く、起業まで辿り着いていなかったでしょうし、もしかすると起業すらしていなかったかもしれません。 登壇後、参加者の方々からは「勇気をもらいました!」「自分も何かに挑戦してみようと思いました。」とのメッセージを頂きました。また、イベントへの申し込みや問い合わせもあり、反響の大きさに私自身が驚いています。私の活動が他の人の力になるなんて、サミットに参加する前はなかったと思います。同時に、以前の私のように踏み出したい人、踏み出したけれどもどう走っていけばよいのか分からない人もまだまだ居るのだということに改めて気づくことができました。これからは、私自身も成長し、加速しながら、そして青森で挑戦したいと思っている人が加速していくためのお手伝いができればと思っております。

奥入瀬サミット2017 登壇レポート1

GEWEL正会員 外崎真由美

奥入瀬サミットとのコラボレーション事例として登壇しました。 地方ということを盾に、いかに自分で自分の視野を狭め、キャリアがないコンプレックスを隠して壁を作って来たか。奥入瀬サミットに参加し、GEWELに入会したことで気づき、気づいた後のチャレンジと、チャレンジしてどうだったかをお話しました。

右端が外崎さん 
左端が小嶋さん、中央が北さん

GEWELに入ること自体も私としては大きなチャンレンジでしたが、そのほかに新会社の設立、GSW(Global Sumit of Women)への参加、GWI(Global Woman Impactors)でアジア(タイ)女性起業家の日本進出のメンターをするなど、めまぐるしく色々なことがあった2年間でした。 自ら視野を狭めていたことにチャレンジを始めてから気づいたことで、そのほかにもネガティブにものを捉える傾向があることなど、環境も自分が変わり始めてからの気づきもたくさんありました。

発表が終わってからたくさんの方に声をかけていただき、女性がビジネス展開など自分のやりたいことや自分らしい生き方をしていくには、私の抱えて来た不安は特別なことでないこと、乗り越える方法もたくさんあることを、それぞれの女性の立場や話し方で語っていただきとても感銘を受けました。 奥入瀬サミットで出会う女性達は寛容でフレキシブルでたおやかな方ばかりだと毎回感じますが、それはそれぞれ自分という舞台で時には壁にぶち当たり、時には負け、色々な経験をされている、そしてその経験を無駄にしない、ネタにしていることからなのだと気づきました。 若い時は私もそうだったのよ、という方もたくさんいて、生きていく上でキャラ変は必要不可欠なのではないか、それならば私もまだまだ変われると思えた今年のサミットでした。 今回このような機会を作っていただいたことに感謝し、これからも私の気づきなどを多くの方にシェアしていけたらいいなと思っております。

あおもりキラキラカフェ
https://www.facebook.com/events/489689181399897/?ti=icl

株式会社MakeMii
http://bihada-bancho.com/

奥入瀬サミット
https://www.facebook.com/oirase.summit/

 

 

9/13WHI企業コンソーシアムとの提携

9月13日、WHI(Women’s Health Initiative)企業コンソーシアム発足のシンポジウムが開催され、企業コンソーシアムプロデューサーとして参画している、GEWEL副代表理事の小嶋美代子がご挨拶させていただきました。
女性の多様性に配慮した健康推進の意義について語る、経済界のリーダーの方々の理論的かつバリタリティ溢れる発言に約300名の参加者は熱心に耳を傾けていました。

野田聖子総務大臣(女性活躍大臣/ 内閣府特命担当大臣)からは、「これまで男性中心だった職場社会に、女性を共に働く仲間として受け入れていくのであれば、身体の違いを理解する必要がある。男性と同じように働けなければ、企業で女性が生き残れないような労働環境は、女性の健康被害や人為的な不妊などの現象を創り出している。女性が健康で頑張れることは様々なポテンシャルを持っており、成長戦略の一丁目一番地である。しっかりと女性の健康を確保できるような企業体の在り方・日本の在り方について議論をして頂ければと思う。その期待に沿えるよう政府も走っていきたい」と熱い想いのこもった祝辞のご挨拶がありました。

続いて、小嶋プロデューサーから、企業が女性の健康推進に取り組むべき3つの背景について説明させていただき、「企業が、多様な個人のQOLを応援していく時が来た。それは必ず、経済が発展するための成果や風土となって返ってくる。それを信じて、一人一人がお互いを理解しようとすることがスタート時点である。」とし、「解のないテーマなので、一緒に考えていきたいし、皆様の力を貸して頂きたい」と女性の健康推進の実現に向けて、企業や個人と共有していきたいマインドについて添え、熱く語りかけました
*挨拶全文はこちら(https://ameblo.jp/ourshare345/entry-12310572290.html

その後、日本医療政策機構代表理事の黒川清氏から、「日本の女性の健康施策の展望」題して、企業が女性の健康推進に取りくむ必要性について、社会的・歴史的と共に、ご自身の経験を交えた丁寧で具体的な説明があり、「憲法では男女同権となっているが社会制度はそうなっておらず、男女共に生き苦しさを感じている。本当の男女同権を目指していくべきだろう」と、女性活躍は、男性の生き辛さの軽減につながることを示されていました。

後半は、経済界リーダーセッションや人事リーダーズトークを通して、企業の現場での実態や課題について共有しました。また、大学生インターンの活動報告では、男女共に女性の健康を自分事として捉え、周囲に働きかけてきた取り組みの成果について報告がありました。性差を理解し合おうとするプロセスの中で生じた葛藤や戸惑いについて、率直な感想をまっすぐに伝える姿は、とても頼もしく印象的でした。

11月5日には、女性の健康推進イニシアティブ公開勉強会「女性からだ会議」が開催される予定です。
GEWELも、スピーカーズトークのメンバーとして出席させていただき、引き続き、
働く女性のWellbeing をサポートして参ります。

複数メディアにも掲載されました。
http://gewel.org/2017/09/18/media005/

9/7交流会レポート~D&I講座アンコンシャスバイアス~

はじめの自己紹介では自分のアンコンシャス・バイアスの事例を話した方もいて、関心の高さが伝わってきます。
今回講師をお願いした平田しのぶさんは、筑波大学で行われたSusan Fiskeプリンストン大学教授の講演内容を崩さず、端的に要点を説明しました。
性差別には「敵対的差別」と「慈悲的差別」の両義性があることを研究結果を用いて紹介したり、アンコンシャス・バイアスは経験による価値観の累積で、メリットもデメリットもあり、どうかかわるかという視点が大切なことを話してくださいました。演習もあり、条件によって私たちの判断が揺らぐことを体感し、参加者がそれぞれに気づくことができました。
続きを読む

二枚目の名刺「NPOサポートプロジェクト」にパートナー団体参画

GEWELでは、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)の本質を理解するためには、ダイバーシティの中に身を置きコミュニケーションを重ねる体験が重要だと考えており、今後はその機会を積極的に創出していきたいと考えています。
このたび、その活動の一環として、特定非営利活動法人二枚目の名刺が主催されている「NPOサポートプロジェクト」にパートナー団体として参画することになりました。こちらのプロジェクトは、NPOとの協業を通じた社会の変化と、人(自分)の変化を同時に生み出す事を目的としており、異業種のビジネスパーソンがNPOとチームを組み、約3か月間、団体の事業推進を実践するものです。
続きを読む

研修事例

【D&I管理職意識啓発研修】
JR東日本東北総合サービス株式会社様にて管理職の方々約100名を対象に意識啓発研修を開催しました。

なぜ、ダイバーシティ&インクルージョンが企業に必要なのか自分自身や経済環境などを高度経済成長期から現在まで振り返りこれからの持続的成長と健全な社会づくりについてグループワークを取り入れながら約3時間で実施しました。

~受講者の声~
・会社の発展のために必要だと気付いた
・実務にどのように反映させるのがよいか考え実行していきたい

~研修担当者さまから~
ダイバーシティ・インクルージョンの理解促進と部下社員のやる気を引き出すマネジメント力の向上をめざして今回の研修を企画しました。参加者は、初め緊張で表情もこわばっていましたが、講師の絶妙なリードですぐに打ち解け積極的に議論を行い、今後の実務におおいに役立つ研修となりました。