はじめてでも大丈夫。本質を学ぶ「ダイバーシティ推進者向け研修」(全6回)

担当になったけれど、何から始めればいいのかわからない・・・

「女性活躍、LGBTQ、障害者雇用など、テーマがバラバラで全体像がつかめない」

「社内向けに研修を実施しても、期待するほどの効果が上がらない」

「D&I推進が経営にどう結びつくのか、トップや現場にうまく説明できない」


ダイバーシティ推進(DE&I推進)の現場では、専任担当者だけでなく、他業務と兼任する担当者も増え、多くの方がこのような悩みを抱えています。

推進担当者に求められるのは、個別の専門知識だけではなく、ダイバーシティ推進の「本質」と全体をつなぐ「オーバーオールな知識」です。

本講座は、NPO法人GEWELの理事がそれぞれの専門を活かし、ダイバーシティの根本にある考え方から、具体的な推進体制の構築までを体系的に学ぶ全6回の連続研修です。

各テーマを「つながり」として理解し、自社の経営戦略と結びつけて推進するための視点と実践力を養います。


◆ 講座のゴール

・ダイバーシティ推進の全体像と、「なぜ今、企業にこれが必要なのか」を経営視点で語れるようになる。
・各テーマ(女性、人権、LGBTQ、働き方など)をバラバラではなく、“つながり”として理解できる
・自社の状況を把握し、何をどこから始めるべきかのヒントが得られる
・少人数制での対話を通じて、担当者としての孤独感が減り、実践への自信がつく


◆ 対象者

・ダイバーシティ推進の専任担当や、他業務と兼任して推進担当を担っている方
・推進担当になったばかりで、何をすればいいか分からない方
・社内でダイバーシティの重要性をうまく説明できないと感じている方
・これまで推進を進めてきたが、さらに深く本質的な視点がほしい方
・手上げして社内でダイバーシティ推進を進めたいと考えている方


◆ 各回プログラム内容(全6回)

GEWELの理事がリレー形式で担当し、多角的な視点からD&Iを紐解きます。

第1回(5/12)
ダイバーシティ概論 〜基本的な考え方・経営戦略〜(担当:篠田)
見える違いと見えない違い。「内包」から「インクルージョン(活かされる状態)」へ。似た者同士の組織(モノカルチャー)のメリットと、多様性が求められる背景。D&I推進は「対立や緊張が起きて当たり前」。避けるのではなくどう生かし合うか。

第2回(5/19)
女性活躍推進 〜歴史的背景と本質的な活躍に向けて〜(担当:篠田)
女性活躍推進の歴史(均等法から「配慮」、そして「戦力化」へ)と現在のカオスな状況。なぜ「女性だけ」の研修やコミュニティ(分離)が必要なのか?その意味と効果。無意識のバイアスや「男性特権」、内部昇進率の高さがもたらす構造的な壁への気づき。

第3回(5/26)
ビジネスと人権・異文化理解・アンコンシャスバイアス(担当:稲葉)
サステナブル経営とダイバーシティの密接なリンク。現状維持ではなく変化し続けること。サプライチェーン上の人権課題から、身近なハラスメントまで「ビジネスと人権」の基礎。異文化理解のベースとなる「社会モデル」の考え方と、マジョリティの「特権」への自覚。

第4回(6/2)
LGBTQの理解と企業の取り組み 〜人権問題と職場の心理的安全性〜(担当:五十嵐)
SOGI(性的指向・性自認)の基礎知識と、当事者が職場で抱える困難(可視化されない生きづらさ)。法的リスクの理解。パワハラ防止法における「SOGIハラスメント」と「アウティング」の防止。誰もがなれる「アライ(理解・支援者)」。ストッパーやスイッチャーなど、職場でできる4つの機能。

第5回(6/9)
働き方の多様性(担当:山田)
働き方改革関連法の施行から7年、働き方は多様化した。多様な労働力の参画により日本の労働力人口は過去最多となっているが、引き続き男性の働き方改革は必須。男性の育休取得がもたらすもの、両立支援による離職防止。法定雇用率の達成だけにとどまらない、戦力としての障害者雇用。合理的配慮の提供と定着支援など。

第6回(6/16)
推進の仕方・組織体制 〜自社に合った進め方〜(担当:篠田)
推進活動を「作業」で終わらせず「成果(価値創造)」に結びつける重要性を改めて考え、実践に活かす最終回。
D&I推進のロードマップを確認し、次のステージに行くために必要なことは何か?その過程で良く起こる課題(経営者、人事管理制度、管理職、推進担当者のそれぞれの課題)をチェック。自社に合う方針、体制、方法になっているか、課題は何かを確認し、今後の実践に結び付ける。

※各回の概要は予定をもとにしたものです。内容は若干変更となる場合がございます。


◆ 開催概要

講座名:はじめてでも大丈夫。本質を学ぶダイバーシティ推進者向け研修(全6回)
期 間:2026年5月12日〜6月16日(毎週火曜日開催・全6回)
時 間:10:00〜12:00(2時間)
方 法:オンライン(Zoom)  ※欠席回の録画視聴可
参加費:118,800円(税込)     
    早期割引適用※で 108,900円(税込)
    ※2026年4月24日(金)までにお申し込みいただいた場合
定 員:少人数制(申込先着順)
締 切:2026年5月1日(金)
主 催:NPO法人 GEWEL

※当日はできるだけカメラをオンにしてご参加いただけますと嬉しいです。
お互いの顔が見える環境は、安心して話せる場づくりにもつながります。
もちろん、事情がある場合はオフのままでも大丈夫です。


【心理的安全性の確保について】

担当者同士が安心して本音で語り合い、悩みを共有できる場を大切にしたいと考えています。そのため、同業他社様(コンサルティング業など)のご参加はお断りさせていただいております。
申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。


◆ 最後に

ダイバーシティ推進は単なる「施策」ではなく、組織の在り方そのものを問う経営戦略です。
その第一歩は、「理解」から。
そして理解は、一人で抱えず、誰かと一緒に深めていくことで前進します。
一歩ずつ、着実に。
あなたの取組が、組織の未来を変える一歩になることを、私たちは信じています。


◆お申し込みリンク
ダイバーシティ推進担当者向け研修 申込フォーム

イベントレポート:GEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題

GEWEL OPEN FORUM 2025

テーマ:地方 × ジェンダー課題
日時:2025年11月30日(日) 14:00-16:00(オンライン開催)

意図としては、地方におけるジェンダー課題の現状を共有し、全国の参加者同士が互いの視点・経験・課題意識を持ち寄りながら、地域課題解決に向けた対話とネットワーク形成を促進することを目的として開催しました。

全国各地(北海道・北陸・東北・中部・関西・山陰・九州)の自治体職員、民間企業会社員、中小企業経営者、市民団体、若年女性支援者など幅広い関係者が参加。

 

ゲストトーク

◆ 小笠原 千秋 氏(NPO法人 Sisterhood 代表理事/山形)

若年女性支援の実践と山形における“見えない構造問題”について語られました。

主な内容:

•山形県は三世代同居が全国最多、若年女性の声が家庭内で抑圧されやすい背景

•若年女性向けの既存相談窓口が機能していない現実(高齢層中心の利用)

•フリースペース「メイフラワー」では年間260名が利用

•利用者の特徴

 10~20代:不登校・ひきこもり

 30代:職場のハラスメント・孤立支援

•「引きこもっているのではなく、引きこも“らされて”いる構造があるのでは」との問題提起

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地方×ジェンダー課題 その7(山陰からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第7弾、山陰地方からの声です。

 

お名前:フリーランスの方

関わっている地域:山陰


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 地方の移住定住や婚活支援系のイベントに関わっているが、地方の担当者の、「個人の性や生殖の権利への価値観」が、受け入れられるものではないことがある。
  • 移住のモデルケースとしてキラキラ女性像を求められがち

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地方×ジェンダー課題 その6(旭川市からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第6弾、北海道地方 旭川市からの声です。

 

お名前:宮坂舞花さん(個人事業主/パラレルワーカー)

関わっている地域:メインは北海道旭川市、その他 周辺町村(上川町、美瑛町、上富良野町、中富良野町、富良野市、東川町)、ちょっと砂川市、札幌市


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • ひとりで自分の好きな格好をして自分のために街を歩く若い女に出会えないこと(札幌市以外)

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地方×ジェンダー課題 その5(福岡からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第五弾、九州地方 福岡からの声です。

 

お名前:三澤 眞知子さん(福岡県 社労士)

関わっている地域:福岡県 他近隣の県


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 九州地区では、まだまだ、男性優位なところがあり、管理職の割合は男性が多いです。
  • 中小企業においては実際、企業の運営を担っている女性管理賞も増えてきましたが、職域においては、固定的なところがあり、女性が希望しても、やりたい職種への変更はなかなか認められないのが実情です。

 

3.どうなるといいと思いますか?(理想の未来)

  • 企業のトップが、女性男性関係なく実力で登用していこうという気持ちになっていただけるようになればと思います。
  • 育児や介護で休業するのは男性も多くなってきましたので、女性自身も進んでやりたい仕事や管理職への道を進んでいってほしいです。

 

声をお寄せいただきまして、ありがとうございます。

 

GEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題への参加申込はこちらから

地方×ジェンダー課題(各地の声へのリンク集)

2025年11月30日に開催する 「GEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題」(オンラインイベント)に先立ってお寄せいただいている、様々な地域の方々が日頃感じているジェンダー課題をご紹介していきます。

 

是非みなさまの声も以下のフォームよりお知らせください。

あなたの感じている 地方×ジェンダー課題(入力フォーム)

 

これまでにお寄せいただいたジェンダー課題

地方×ジェンダー課題 その1(北陸からの声)

地方×ジェンダー課題 その2(秋田からの声)

地方×ジェンダー課題 その3(京都市からの声)

地方×ジェンダー課題 その4(美濃加茂市からの声)

地方×ジェンダー課題 その5(福岡からの声)

地方×ジェンダー課題 その6(旭川市からの声)

地方×ジェンダー課題 その7(山陰からの声)

地方×ジェンダー課題 その4(美濃加茂市からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第四弾、東海地方 岐阜県美濃加茂市からの声です。

 

お名前:美濃加茂市キャリアコンサルタント

関わっている地域:岐阜県美濃加茂市


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 仕事と家庭を両立する上で、まだまだ女性への家事育児負担が大きく、やむを得ず仕事を辞める女性が多い。
  • 育児や介護のために非正規で働き、能力ややる気があっても活かされる場がなく、悔しい思いや諦めている女性も多くみられる。
  • 女性が職場でイキイキと働く、発言するといったことに対して僻む男性もいる。

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地方×ジェンダー課題 その3(京都市からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第三弾、近畿地方 京都からの声です。

 

お名前:鈴木千鶴さん(有限会社鈴木モータース 代表取締役)

関わっている地域:京都市


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 学生の街京都ですが、その学生が京都で就職することが少ない課題があります。性別に関わらず、そもそも若い人が出ていってしまいます。
  • 中小企業の経営者として感じることは、男性社員の家事や育児への50%の参加が難しいことだと思います。そのためには、社内風土の変革や社内制度を整える企業が増えることが、女性も働きやすい社会作りと、望む生き方が実現する幸せ作りの早道だと思います。

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地方×ジェンダー課題 その2(秋田からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第二弾、東北地方 秋田からの声です。

 

お名前:佐藤文枝さん(元:秋田県北部男女共同参画センター長)

関わっている地域:秋田県


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

  • 男尊女卑 未だに女性が男性より下という意識が高齢者に多い。そして、女性自身も男性に依存し、自己決定権がない人もいる。
  • 女性の意識の低さ 地元だけで暮らしている方、特に60代以上は、そんなもんだと何も疑問も持たず、男性に従い、家を中心に考える。自分のことは後回し。

そんな母親を見ている若い世代はどんどん都会へ行ってしまう。男性だけではなく、女性の意識改革も必要と強く思う。

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地方×ジェンダー課題 その1(北陸からの声)

11/30にGEWEL OPEN FORUM 2025 地方×ジェンダー課題と題したオンラインイベントを開催します。

イベントに先立って、様々な地域の方々が日頃感じておられるジェンダー課題をご紹介していきます。

今回は第一弾、北陸からの声です。

 

お名前:北陸地方社労士

関わっている地域:北陸


1.あなたの周りのジェンダー課題はなんですか?

社労士という仕事柄、企業内における男女間の賃金格差、家事・育児の負担の偏りによる女性活躍推進の壁等が課題として感じています。

具体的な事例:

  • 都会に比べて子育て中のママたちが自分の仕事に誇りをもって語り合う時間や場がない(仕事は生活や日々の暮らしの手段として捉えてる生き方の方が浮かない。バリキャリ女子がまだまだ浮く存在)
  • もう少し夫に家事・育児に協力的になってほしいと思っている、そして夫自身もそのようにしたいと思っているが、同居、近距離同居の場合、妻にとっては義両親、夫にとっては両親の手前、家事・育児を頑張っている妻・嫁として振舞っている方が色々と平和な関係が保てる。(ので、夫は遠慮しているのが分かるし、だから妻としてもあまり強くは言いにくい)
  • 移住者や新事業分野創出・起業など目新しい分野などでの女性活躍は注目されたり、進めやすいが、元々根付いている県民、元々の産業における中小企業において従来からの脱却が難しい。

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